OLIMEXから基板が届いたので、組み立ててみました。
こんな感じになります。↓
ホントに小さいですよ。活用されるのが楽しみです。
頒布価格は1枚800円でした。
※miniSDカードは付属していません。
※ホビー用途として使ってください。
※少数注文の場合、こちらで部品の半田付けをさせていただきます。写真にはありませんが、ピンヘッダも半田付けいたします。
以下に仕様を載せておきます。
端子名一覧です。↓
端子名は基板上のシルクスクリーンを参照してください。
端子名 |
機能 |
Vin |
電源端子です。通常4.7〜5.5[V]くらいを印加してください。絶対最大定格は10[V]です。これ以上の電圧は絶対に印加しないでください。 |
GND |
GND端子です。システムのGNDに接続してください。 |
DO |
Data Output端子です。TTLレベル入力マイコン使用推奨。 |
CLK |
Clock Input端子です。5[V]トレラント。 |
DI |
Data Input端子です。5[V]トレラント。 |
CS |
Chip Select Input端子です。5[V]トレラント。 |
DET |
カード挿入検出端子です。100kΩ(もしくは47kΩ)で3.3[V]にプルアップされています。カードを挿入するとGNDレベルになります。 |
回路図です。↓
"
CS信号反転タイプ"
"
CS信号非反転タイプ"
なぜCS信号の反転タイプと非反転タイプの2タイプの回路が存在するかを申し上げておきます。
このminiSDモジュール基板の回路設計当初は、CS信号非反転回路のみを考えておりました。しかし後になって、CS信号を反転させるタイプの回路も制作する必要がでてきました。
なぜCS反転タイプの回路が必要になったかと申しますと、H8マイコンにMES(Micro Embeded System)を入れてSDカードを使用する場合は、ハードウェアでCS信号を反転するタイプの回路を用意しなければならなかったからです(superHは除く)。MESのSDカードドライバのソースを拝見したことはありませんが、そういう仕様になっているようです(現在でもそうなのかは存じませんが、回路設計時はそうでした)。
よって、MESを搭載したH8マイコンでもこのモジュールを利用するということを踏まえて、CS信号の反転・非反転、どちらにも対応できるような基板を提供することになりました。
H8マイコンにMES2を搭載しない場合は、CS信号非反転タイプを選択して問題はないでしょう。
H8でMES2を使うならCS反転を。
使わないならCS非反転を。
具体的な製作例(MES2での利用)があります。
2008/03/04現在 【yunaさんからの情報】
H8用MES2最新版(2.3r18)のMMCドライバには問題があるそうで、別途MMCドライバモジュールを組み込んでやることで動作するようです。
MES2のバージョンを下げる(2.3r17)ことでも動作するようです。
―――という経緯により、H8用MES2は2.3r17にダウングレードしたようですね。
もうありません。
リクエストを頂ければ、作るかも。