The Weekly Herald

scie and axsee's electronics weblog.
<< プチロボで2足歩行ガンダム | main | プチロボでロボハンドつくっちゃうよ! >>
スポンサーサイト このエントリーを含むはてなブックマーク
この広告は45日以上更新がないブログに表示されております。
新しい記事を書くことで広告を消すことができます。
| 書いた人:スポンサードリンク | - | | - | -
加速度センサ KXM52-1050の実験 このエントリーを含むはてなブックマーク
この前実験した加速度センサ ACB302に関連して、同じく秋月電子で販売されている加速度センサ KXM52-1050も実験してみることにした。
ただし、ACB302の実験と同じく静的加速度のみの検出を目的とし、動的加速度は与えていない。

仕様書を見ると、ACB302に対してKXM52-1050の方が感度が良い――単位加速度あたりに変化する出力電圧が大きい――のだ。
Vcc=5.0[V]の場合、1[G]の加速度あたりに変化する出力電圧は、ACB302が約167[mV]なのに対して、KXM52-1050は1000[mV]なのだ。6倍も違う。製作中の車載用加速度メータにはACB302が乗っかっているのだが、KXM52-1050に変更しようかな。応答周波数帯域もKXM52-1050の方が断然良いし。

どちらの加速度センサも、検出できる加速度の範囲は同じ±2[G]だ。
ACB302の実験と同じく、加速度センサの軸の方向を色々と変えてみながら、H8/3068でセンサの出力電圧をAD変換して、その結果をExcelでグラフ化した。↓
Excelでグラフ化
赤色がX軸。
青色がY軸。
緑色がZ軸。
ACB302の実験結果のグラフと比べてみればよくわかる。単位加速度あたりの変化量が全然違う。オフセット電圧――0[G]のときの出力電圧――は、Z軸が若干高めだったが、X,Y軸は結構理論値に近い値が得られた。
実験中、センサの向きは手動で変えていたので、色々と誤差やノイズがグラフに紛れ込んでいるということも付け足しておく。

KXM52-1050の方が使いやすそうだな。秋月での販売価格は800円。
対してACB302は2,000円。
ACB302は1,000円に価格変更された。
感度6分の1。値段1.25倍。

あなたなら、どっちを買いますか?
| 書いた人:scie | Embedded System | 00:39 | comments(8) | trackbacks(0)
スポンサーサイト このエントリーを含むはてなブックマーク
| 書いた人:スポンサードリンク | - | 00:39 | - | -
コメント
先日freescaleのMMA7260Qをダイレクト販売で買いました。1個$10しませんでしたよ。感度を切替できるので、アプリケーション毎にチップを変えずに済みます。2Gで足りない場合があるようであれば便利かと... 車載ならさすがに2Gもあれば大丈夫なんですかね。:-)

http://www.freescale.co.jp/media/news2005/mma7260q.html

1個試す程度ならサンハヤトが基板出してます。

http://www.sunhayato.co.jp/products/details.php?u=1224&id=02017
| ながやま | 2007/03/19 11:20 PM |

ながやま様。
コメントありがとうございます。
感度切り替えができるというのは魅力的かもしれませんね。
しかも1個$10以内という安価。
車載であれば2Gで十分と感じています。でもレースに参戦するとかなら別かもしれませんね。
| scie | 2007/03/21 10:10 PM |

秋月KXM52-1050加速度センサーを購入して、ただ今実験中なのですが、どうも使い方が分かりません。こんなところでなんですがご教授いただければと思います。

加速度センサーですが、私は傾斜の変化をとらえたいと思っています。
私のイメージではXYZ方向にゆっくり傾斜させて、そのときのXYZの電圧が変化するものだと思っています。しかし、実験では全くと言っていいほど出力電圧が出ません。
どうも考え違いをしているような気がします。
Vddに5vをGNDにして、出力Yを測定 0G→水平状態 出力電圧はオフセットとなりVdd/2で2.5vと思いましたが、測定結果は28mvぐらいしかでません。
垂直に立てて1G 何の変化もありません。
どこか認識が間違っているのでしょうか。
出力は10Hz〜1500Hzと言うことですがオシロスコープで見ても発振しているようには見えません。どこか間違っているのでしょうか。こんなところですみません。
| hallab | 2007/04/09 7:02 PM |

hallabさま。
scieです。お役に立てるかわかりませんが、以下のことを調べてみてください。

この8ピンの加速度センサモジュールは、電源端子(Vdd, GND)、センサの出力端子(OutX, OutY, OutZ)の他に、PSD(パワーシャットダウン)、SelfTest、Parityの3つの端子が出ています。
これらの端子は正しく処理されていらっしゃいますか。
特に、PSD端子がオープン状態またはGNDレベルの場合、センサがシャットダウン状態となり、動作しません。センサを使用する際は、PSD端子をVddレベルに必要があります。
そして、SelfTest端子はGNDへ接続し、Parity端子はオープン状態とすれば通常使用において問題はないと思います。

いかかでしょう?以上で何か問題は見つかりましたか?


>>出力は10Hz〜1500Hzと言うことですがオシロスコープで見ても発振しているようには見えません。
センサの出力が10Hz〜1500Hzの範囲で発振するわけではありません。
この10Hz〜1500Hzというのはセンサ出力の周波数帯域のことです。
本モジュール内に実装されたコンデンサで調整されています。
| scie | 2007/04/10 6:52 PM |

scieさんご教授ありがとうございます。
おっしゃるとおり電源端子以外の処理を行いましたら、データシート通りのオフセット電圧、感度が出力されました。出力周波数についても理解できました。
なるほど、おもしろいものですね。
おかげさまで悩みが解消されました。ありがとうございました。
高校生のものづくりコンテスト(電子回路組立部門)の本年度の課題が加速度センサーからの出力をADコンバータでデジタル化し色々な処理に用いるというもので、公開された課題電子回路が間違っているようで、真剣に悩んでいました。
大変勉強になりました。ありがとうございました。
| hallab | 2007/04/12 9:50 PM |

どういたしまして。お役に立てて良かったです。
| scie | 2007/04/14 4:26 PM |

私も秋月KXM52-1050加速度センサーを買って実験しました結果、いわゆる傾斜を示す静的加速度は観測できました。しかし、本来知りたかった加速度の変化である、動的加速度についての計測の仕方がまったくわかりませんでした。そこで、この秋月KXM52-1050加速度センサを用いて、動的加速度を計測する方法について、どうか教えていただけないでしょうか?
| TEX | 2007/06/01 2:00 PM |

TEXさま。
こんにちは。scieです。
コメントありがとうございます。

私なりの回答を述べさせていただきます。見当違いのことを申している可能性もありますので、その辺はどうかご容赦いただければ幸いです。

静的加速度(重力加速度)は常に一定の力で生じているので、センサ(加速度センサ)に動的加速度が生じていないときのセンサの出力値の大きさは一定になります。

例えばセンサの向きをを水平に停止させている場合、センサが出力する加速度の大きさは、X, Y軸共に0Gで、Z軸――地面に対し垂直となる軸――は1Gですね。
加速度の大きさは地面に対し1G、水平方向に対しては0Gです。
参考図1↓
http://herald.img.jugem.jp/20070604_305052.png

地面に対し1G・水平方向に対し0Gという加速度は、センサを停止させている限りセンサが水平状態でなくとも変わることはありません。
例えばセンサを水平状態からX軸に対して45度傾けて停止させた場合、センサが出力する加速度の大きさは、
X軸:0.707G、Y軸:0G、Z軸:0.707G
となり、加速度の大きさは水平状態と同じく地面に対しては1G、水平方向に対しては0Gとなります。
参考図2↓
http://herald.img.jugem.jp/20070604_305053.png

センサを傾けた分、センサのX軸、Y軸方向にも重力加速度が生じるだけで、停止状態における加速度の大きさ(センサの各軸のベクトルの合成)は常に地面に対し1G、水平方向に対し0Gとなります。
センサの各軸の出力値の"均衡が保たれている"と言えます。
これは、静的加速度(重力加速度)が常に一定の大きさで生じているからです。

そして、センサを動かすなどして、センサに動的加速度を与えた場合、この各軸の出力値の均衡が崩れることになります。
逆に言えば、センサの出力値の均衡が取れなくなったとき、センサに動的加速度が生じたと考えることができます。
こう考えていただければ、静的加速度と動的加速度の区別ができるのではないかと思います。

ただし、場合によっては、静的加速度なのか動的加速度なのか区別できない状況もありえると思います。
なので、静的加速度と動的加速度を完全に区別するというのはなかなか難しいかもしれませんが、それでもある程度の区別は可能であると考えます。
私も理屈を述べるだけではあれなので、近々KXM52-1050を使って作った簡単なゲームでも公開してみることにしましょう。
| scie | 2007/06/04 1:57 PM |

コメントする
※コメント欄にHTMLタグを使用することはできません。
※コメント欄内のURLは、自動的にリンクへと変換されます。
※英数字のみのコメントは投稿できません。









この記事のトラックバックURL
http://herald.jugem.jp/trackback/79
トラックバック
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< October 2014 >>


ブログ カウンター岩盤浴ゲルマニウム温浴